赤ちゃんやペットにも安心なフロアコーティングとは?詳しくご紹介

赤ちゃんやペットにも安心なフロアコーティングとは?詳しくご紹介

赤ちゃんやペットは室内でも活発に動くので、より過ごしやすい環境が必要になります。そんな際に転びやすい床の場合、十分に活動できないだけでなく、転倒し怪我をする恐れもあります。大切な赤ちゃんやペットの転倒による怪我から守るためにもフロアコーティングをおすすめします。

フロアコーティングとは

フロアコーティングとは、床に溶剤を塗ることでフローリングを汚れや傷から守る働きをする施工です。フローリングは汚れがついてしまうとどんどんフロア材に浸みこんでしまい、結果として住宅そのものの劣化を早めてしまう恐れがあります。床の美観を整えるだけでなく、汚れや傷から守ることによって住宅の劣化を防ぐこともできます。

すぐ剥がれてしまうとペットや赤ちゃんが床を舐めたときに摂取してしまうので、健康面で安全とはいえなくなりますが、フロアコーティングは耐久性があるため一度フロアコーティングをすると10年以上はその効果を保てるので、経済的にも安全面でも利点があります。

また、ほこりやダニが発生しにくく、お手入れがかんたんなため、アルコールやクイックルシートで拭き上げるだけで清潔感を保つことができます。

床材によって起こる健康への影響

通常なら気にならないものでも、人によっては器官系や皮膚に健康被害を起こしてしまう場合もあります。シックハウス症候群やアトピーが代表的な症状です。床材に用いられる材質やフロアコート剤の成分によっては誰しもが起こりえるものなので、専門業者にしっかりと確認をしながら依頼をする必要があります。

その確認ができるツールの一つとして、フロアコート剤の安全基準を示したものに改正建築基準法があります。改正建築基準法では、フロアコート剤を使用した際に拡散するホルムアルデヒドの拡散度合いを等級で表したものを提示することによって、どのくらいの安全度を保障できるのかを確認することができます。等級化は「表示なし」「F☆☆」「F☆☆☆(エフ・スリースター)」「F☆☆☆☆(エフ・フォースター)」という分類がされます。

「表示なし」は第1種ホルムアルデヒド発散建築材料なので、ホルムアルデヒドが多く放散されてしまうので使用を禁じられています。「F☆☆」は第2種ホルムアルデヒド発散建築材料、「F☆☆☆(エフ・スリースター)」は第3種ホルムアルデヒド発散建築材料なので、使用面積に制限があります。そのため、現在では建築基準法の規制対象外で使用制限がない「F☆☆☆☆(エフ・フォースター)」を用いることで安全面を保証することができるようになりました。

赤ちゃんやペットにも安心なフロアコーティングとは

赤ちゃんやペットがいるお宅では、床材による転倒や汚れの付着、コーティングが剥がれることによる健康被害が心配ではないでしょうか。フロアコーティングをすることで転倒や汚れの付着は避けられますが、赤ちゃんやペットがいるお宅では安心安全な溶剤を用いたフロアコーティングが必要になります。

UVコーティング

UVコーティングは紫外線によって硬化するコーティング剤を用いたフロアコーティングです。硬化するのが早いので、施工後すぐに住めるのが利点です。また耐久性が高いため、20~30年の間効果が持続します。そのため、高額になってしまうのがデメリットではありますが、長い目で見るとコスパは良いかと思います。

赤ちゃんがおもちゃで床をたたいてもある程度は大丈夫な硬度と、ペットがお漏らしをしても染み込まない防水性を兼ね備えているので、赤ちゃんやペットがいるお宅ではおすすめのフロアコーティングです。

ガラスコーティング

ガラスコーティングは光沢のある床になるのが特徴で、硬度が高いのでUVコーティング同様、傷や水分に強いフロアコーティングです。こちらも20~30年と耐久年数が長いので、経済面も安心です。紫外線防止もできるので、紫外線による床の変色や、室内で遊んでいた赤ちゃんが窓からの紫外線の照り返しで日焼けすることも避けられます。クッションフロアにも施工ができる多様性を持ち合わせていますが、剥離ができないので、よく考えて施工をする必要があります。

赤ちゃんやペットがいる際に避けたいフロアコーティングとは

フロアコーティングは汚れや水分に強く、お手入れがかんたんな面をもち合わせていますが、赤ちゃんやペットには向かないフロアコート剤もあるので、ご紹介します。

ウレタンコーティング

ウレタンコーティングは平均的なコーティングといえるフロアコート剤なので、前述のガラスコーティングやUVコーティングよりは効果が劣ります。大人だけが過ごす住宅なら良いのですが、食べこぼしやおもちゃによる衝撃、お漏らしによって床を汚しかねない赤ちゃんやペットがいる場合は、十分な硬度と水分への耐久性ではないのであまりおすすめしません。耐久年数は3~10年と、ガラスコーティングやUVコーティングのように長く保つわけではないので、安価な分、頻繁に再コーティングをする必要があります。

まとめ

フロアコーティングは何を重視するかによってその選び方は大きく変わります。とくに、赤ちゃんやペットが安全にのびのびと暮らすためにも、フロアコーティングはよく選んでいきたいものです。

「株式会社インボックス」は赤ちゃんやペットにも安心なフロアコーティングを提案いたしますので、ご検討されている方は一度ご連絡をお待ちしております。